上川外相が自民総裁選出を11日正式表明　野田・斎藤両氏は連携模索

上川陽子外相（71）=旧岸田派=は9日、自民党総裁選（12日告示、27日投開票）に立候補する意向を固め、11日午後に記者会見を開いて正式に表明する。立候補を目指している野田聖子元総務相（64）=無派閥=と、斎藤健経済産業相（65）=無派閥=の陣営は、一本化の可能性も模索している。

　上川氏の陣営は9日、国会内で会合を開き、11日に会見することを決定。陣営幹部の牧原秀樹衆院議員は、立候補に必要な推薦人20人が確保できたのか記者団から問われ、「推薦人確定の詰めの作業を行っている」と答えた。加藤勝信元官房長官（68）=茂木派=が10日に出馬を正式表明する予定で、上川氏で9人目となる。

　上川氏は衆院静岡1区選出で、当選7回。法相を計3回務め、2018年にはオウム真理教による一連の事件で死刑が確定した13人全員の執行に署名した。昨年9月に外相に就任。総裁選は初挑戦となる。

　一方、野田氏は9日、自身に…（以下有料版で、残り381文字）

朝日新聞　2024年9月9日 21時30分
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