横須賀基地の米兵が日本人5人に体当たりし骨折させるも、日米地位協定により無罪。国民の税金で補償へ

ことし7月、神奈川県逗子市で、歩いていた男女5人に次々と後ろから体当たりをして転倒させ、顔の骨を折るなどのけがをさせたとして、警察はアメリカ海軍横須賀基地に所属する兵士を傷害の疑いで書類送検しました。

書類送検されたのは、アメリカ海軍横須賀基地に所属する29歳の男の兵士です。

警察によりますと、兵士はことし7月9日の午後8時半ごろ、逗子市の海岸近くで路上を歩いていた男女合わせて5人に後ろから次々と体当たりをして転倒させ、顔や首などにけがをさせた疑いが持たれています。

けがをした5人のうち、50代の女性は顔の骨を折るなどの大けがをしました。

通報を受けた警察は、直後に現場から数百メートル離れたJR逗子駅の構内にいた兵士に事情を聞きましたが、このとき、兵士は関与を否定し、逮捕しなかったということです。

その後、警察が防犯カメラの分析やアメリカ軍に協力を求めて兵士本人への事情聴取などを行った結果、事件に関わった疑いが強まったとして、21日、書類送検しました。

調べに対し、兵士は、大けがをした女性については「海岸に行った帰りに走っていたら、女性とぶつかってしまった」などと供述している一方、ほかの4人に対する事件については「覚えていない」などと容疑を否認しているということです。

歩行中の5人に体当たりか 米海軍兵士を傷害の疑いで書類送検
2022年10月21日 18時51分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221021/k10013866561000.html

マスコミによる那覇市長選挙への介入