【大麻】日大アメフト元部員に執行猶予付き有罪判決　東京地裁

日本大学アメリカンフットボール部員の違法薬物事件をめぐり、麻薬取締法違反の罪に問われている元アメフト部員の3年生の男に対し、東京地裁は9日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

日本大学の元アメフト部員で大学3年生の北畠成文被告は去年7月、東京・中野区のアメフト部の寮で覚醒剤を麻薬だと認識して所持したとして、麻薬取締法違反の罪に問われています。

東京地裁は9日の判決で、「大学の寮で部活動の友人と一緒に大麻を使用する生活をしていた」と指摘し、北畠被告に対し、懲役1年4か月、執行猶予3年を言い渡しました。

東京地裁は執行猶予付きの判決とした理由について、「事件が社会的に大きく取り上げられ、大学による処分も見込まれている」などと述べました。

また、裁判官は最後に、「今回の件で、いろんなことを学び、経験したと思います。それらをこれからの人生でいかしていってください」と語りました。

日大アメフト部をめぐっては、先月、大学の理事会がアメフト部の廃部を決定しています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/529ea34810a5108531a216d416a79e1ab36b4ed9