スマイリーキクチ「企業に不買運動をけしかける人間はクレーマー」ジャニーズ起用で見解

ネットで中傷を受けた経験のあるお笑いタレントのスマイリーキクチ（51）が13日までにX（旧ツイッター）を更新。ジャニーズ事務所所属タレントをCM等に起用する企業に対する一部の抗議活動について「企業にクレームや不買運動をけしかける人間はお客ではなくクレーマー」と批判した。

　キクチは、ジャニーズ事務所の所属タレントらが出演するNHKの音楽番組「ザ少年倶楽部」（金曜午後6時）の公開収録中止を報じた記事を貼り付け、「様々な問題を抱えているのを知った上での話しですが」と前置きした上で、「先週子どもと不二家の前を通った時、店内のポップを見た子どもが『あっ！Snow Manだ』と喜んで店に入りました」と、同事務所の創業者ジャニー喜多川氏（19年死去）の性加害問題が明るみに出て以降も、所属タレントのファンであり続ける子どもの様子をつづり、「排除がコンプライアンスなのかわかりませんが、企業にクレームや不買運動をけしかける人間はお客ではなくクレーマーだと思います」と私見を述べた。

　キクチは企業の“ジャニーズ離れ”が加速していた9月19日の投稿で、自身がネット掲示板に殺人犯だとデマを書き込まれた当時にCM出演していた企業の対応を回顧。企業側にも「殺人犯を出すな」といった苦情が殺到していたというが、「クライアントから事務所に問い合わせがあって事情を説明した。1番酷かった時期、にも関わらず契約期間を延長してくれた」と振り返り、感謝する思いをにじませていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/7555f0636c45ac4b78c53d370a48c57c3de355c9