日本、ブラジル人のビザなし渡航解禁へ　「家族や友人を招きやすくなる」

　広島市で開かれた先進7カ国首脳会議（G7広島サミット）に伴う5月20日の日本・ブラジルの首脳会談で、岸田文雄首相が
ブラジル人の短期滞在ビザの免除に向けた手続きを始めると表明した。群馬県内のブラジル人からは「うれしいニュース」
「家族や友人を招きやすくなる」と歓迎の声が上がる。一方で、日本人のブラジル渡航では2019年から免除されていたビザ取得が、
再び義務化される見通しだ。日本側の関係者は「今回の表明が、日伯双方向でのビザなし実現につながれば」と期待を寄せる。

　「（ビザ免除の）ニュース聞いた？待ち切れなくてもう飛行機で日本に向かっているわ」―。会談から一夜明けた5月21日、
県内に住むブラジル人女性のもとに、首都ブラジリアに住む友人から冗談めいたメッセージが届いた。

　女性は「地球の反対側から日本を訪れるハードルが下がり、家族や友人を招きやすくなる」と話す。
太田市の日系ブラジル人3世、平野勇パウロさん（44）も「うれしいニュース。手放しで歓迎したい」と喜ぶ。

　一方、大泉町の日系2世、幕田マリオさん（50）は「ビザ免除になったからといってブラジルからの訪日観光客が
急に増えるとは思わない」と冷静だ。ビザ免除は、政治的な意味合いが強いとみる。

　短期滞在ビザを巡ってはブラジル政府が3月、日米など4カ国に19年から免除しているビザ取得を義務付けると発表。
10月1日以降に日本人がブラジルを訪れる際にはビザが必要となる見通しだ。

　ブラジル人の4カ国への渡航にはビザが必要なためで同国政府は「相互主義の原則に基づく措置」と説明。
岸田首相がブラジルからのビザ免除を表明したことを受け、ブラジル政府が日本からのビザ免除復活に動くか注目される。

（中略）

　日本の外務省南米課は、ブラジル政府の日本に対するビザ義務化の動きは「（同国へのビザ免除で）考慮した要素の一つ」と説明。
「できるだけ早く（同国へのビザ免除を）実現したい」とした。

https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/294384

ビザ不要を理由に日本に行こうとはならんやろ

ってかまだ続きあるから過去形にできねえか