【韓国】ソウル北部地検で取り調べ中の20代男　10階から飛び降りるも無事

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ソウル北部地検で取り調べ中の20代男、10階から飛び降りるも無事
2020/02/20 09:44
http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2020022080032

　強盗傷害容疑で逮捕され、検察の取り調べを受けていた20代の容疑者の男が検察庁舎の10階から飛び降りたものの、4階の庭部分に落ち、大きなけがもなく命拾いした。

　19日午後5時半ごろ、ソウル北部地検の10階の検事室で取り調べを受けた直後のC容疑者（25）は、被疑者調書を整理中、突然検事室内部にある検事の執務室に駆け込み、中から施錠した。急なことだったため、検事、捜査官、刑務官らは対処できなかった。C容疑者はその後、窓から飛び降りを図った。C容疑者は手錠をかけられていなかった。大検察庁は昨年9月から逮捕された容疑者の取り調べ時に手錠などをかけない対応を取っている。

　検察から通報を受けた救急が出動し、C容疑者は庁舎4階部分の庭の土の上で発見された。C容疑者は議政府市内の病院に搬送され、X線による検査を受けたが、目の周辺の骨にひびが入ったことを除けば、特に骨折もなかった。

　C容疑者は中古品取引アプリで「金を販売する」とうたい、今月9日にソウル市内の慶熙大前で購入希望者と接触。純金37.5グラム（235万ウォン＝21万9000円相当）を奪って逃走した。この過程で、購入希望者が負傷し、強盗傷害の疑いで逮捕され、18日に身柄が検察に送られていた。

　C容疑者は取り調べで容疑を否認する一方、身の上を悲観するような発言があったという。検察関係者は取り調べの過程で暴言などはなかったと聞いていると説明した。

イ・ヘイン記者

朝鮮日報／朝鮮日報日本語版