【社会】埼玉 本庄 ５歳男児死亡事件 母親ら“しつけのためだった”

03月28日　11時30分

埼玉県本庄市の住宅で５歳の男の子を床に投げ飛ばすなどして死亡させたとして傷害致死の疑いで逮捕された母親ら３人が、「しつけのためだった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。

埼玉県本庄市の派遣社員、柿本知香容疑者（３０）と無職の丹羽洋樹容疑者（３４）、丹羽容疑者の内縁の妻で無職の石井陽子容疑者（５４）は、ことし１月１８日ごろ、同居する市内の住宅で柿本容疑者の長男の歩夢くん（５）を、床に投げ飛ばすなどして死亡させたとして２６日、傷害致死の疑いで再逮捕され、２８日身柄が検察に送られました。
警察によりますと、遺体の状況などから歩夢くんは複数回にわたって投げ飛ばされ、後頭部を強く打って死亡したとみられていますが、３人が暴行について「しつけのためだった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。
また、母親の柿本容疑者と歩夢くんは去年１月ごろ、丹羽容疑者と石井容疑者が暮らす家に移り住み、４人で生活するようになりましたがこれまでの調べによりますと、それ以降、歩夢くんは日常的に厳しく叱責されたり正座をさせられたりしていたとみられるということです。
警察は、育児の実態や暴行にいたる詳しいいきさつを捜査しています。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20220328/1000078390.html

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