韓国国防部、日本より4時間遅れて”発射体”発表…安保理決議違反問うと「答えられない」

北韓が25日、咸鏡南道咸州から東海上に発射した弾道ミサイルの射程は450キロだった。
発射方向だけを南側に向ければ、慶尚南道・全羅南道・済州を除く韓国全域が射程圏に入る。
対南打撃用の新兵器で韓国に照準を合わせた武力デモだが、軍当局の対応は米国と日本に比べて遅く消極的だった。
軍は最近、北韓の巡航ミサイル発射の事実を隠していたが、前日、海外メディアが報道すると、これを認めて公開した。
軍周辺からは「北韓の顔色をうかがうのが度を越えている」という指摘が出ている。

北が発射したと推定されるKN-23改良型-今年1月14日に平壌の金日成広場で開かれた労働党第8回大会記念閲兵式に登場した短距離弾道ミサイル「北韓版イスカンデル（KN-23）」改良型。
北韓が25日、咸鏡南道咸州一帯から東海上に発射した短距離弾道ミサイルがKN-23改良型である可能性が提起された。
北韓がこの日発射した2発の弾道ミサイルのうち、1発目は午前7時6分に発射された。
日本の海上保安庁が発射からわずか3分で「北韓から弾道ミサイルである可能性があるものが発射された」と発表し、海外メディアも、直ちにこれを報道したのとは異なり、
韓国の合同参謀本部は7時25分になってようやく出入りの記者たちに「北韓、東海上に未詳発射体発射」というテキストメッセージを送った。
それさえも「弾道ミサイル」という表現はなかった。

この日午前10時30分、国防部の定例ブリーフィングでは北韓の発射体に関する質問が相次いだが、国防部の夫勝チャン報道官は「分析中」という言葉だけを繰り返した。
日本ではすでに1～2時間前に菅義偉首相が弾道ミサイル2発が発射されたと直接明らかにし、岸信夫防衛相はミサイルの射程まで公開した。
合同参謀本部の発表に「短距離ミサイル」という表現が初めて入ったのは、午前11時19分に配布されたテキストメッセージだった。
日本の海上保安庁や海外メディアより4時間以上遅れたのだ。

https://news.naver.com/main/read.nhn?oid=023&;aid=0003604092

前日、軍当局はワシントンポストとロイター通信など海外メディアが同時多発報道を通じて、北韓が21日に短距離巡航ミサイルを発射した事実が遅れて知られて苦境に立たされた。
軍当局は「韓米が公開しないことで合意した」と説明したが、外交関係者の間では「海外メディアの同時多発報道は韓国の無理な非公開要請に不満を抱いた米国側の意図的リーク（漏洩）である可能性が高い」という観測が有力視されている。
軍当局は、北韓が米国のバイデン大統領の就任式翌日に巡航ミサイルを発射したという事実も、メディアの報道が出るまで公開しなかった。

前日、政府消息筋は北韓の巡航ミサイル発射事実を遅れて確認しながらも「巡航ミサイルは安保理決議違反ではない」と北韓挑発の意味を縮小しようとする態度さえ見せた。
しかし、北韓はわずか1日で安保理決議違反であることが明白な弾道ミサイルの発射を強行した。

こうした場面は北韓が「イスカンダル」「超大型放射砲」など対南打撃用新兵器を連続発射した2019～2020年の状況を連想させる。
当時、韓国軍は「弾道ミサイル」「安保理決議違反」であることを強調した米国・日本とは違い、「不詳の発射体」「短距離発射体」など曖昧な表現に固執した。

軍周辺では、韓国軍の過度な北韓の顔色をうかがう姿に憂慮する声が高まっている。
硬直した南北関係の反転を狙う青瓦台は、何としても北韓を刺激しないようにして、軍はそのような青瓦台の顔色をうかがう悪循環が続ているということだ。
ある予備役の将軍は「我々が訓練を縮小し、北の挑発を縮小したからといって、北がこれを分かってくれるという考えは錯覚」とし
「軍の状況判断と決心は、常に安保が優先されなければならない」と述べた。

日米から連絡いってなかったの？
それとも親北だから発表しなかったの？
大統領が寝てた？