東京・赤羽の商店街で火災

25日夕方、東京 北区でJR赤羽駅近くの店舗から火が出て、隣の事務所などあわせて4棟が焼け、現在も消防が消火活動を行っています。
25日午後5時前、東京 北区赤羽にあるJR赤羽駅近くの店舗から煙が出ているなどと消防に通報がありました。

東京消防庁によりますと、繁華街にある店舗から火が出ていて、消防車など46台が出動して消火活動を行っていますが、
これまでに隣の事務所などあわせて4棟、およそ210平方メートルが焼けたということです。

この火事で、40代の女性1人が煙を吸い込んで病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

現場は、JR赤羽駅のすぐ近くにある飲食店などが立ち並ぶ繁華街です。

JR赤羽駅前でNHKの職員が午後5時半ごろ撮影した映像では、駅前の繁華街一帯が煙で白くなっていて、規制線の先には消防車が出動しているのが確認できます。
撮影した職員によりますと、周囲は焦げたようなにおいが充満し、煙で目を開けるのも大変な状態で、せきこんでいる人もいたということです。

また、午後5時半ごろに別のNHK職員がJR赤羽駅東口周辺で撮影した映像では、繁華街に煙が充満していて、複数の消防車が集まっているのが確認できます。
現場の近くには規制線がはられ、消防や警察が警戒にあたっているほか、多くの人が現場の様子を見守っています。
撮影者によりますと、煙は駅の周辺だけでなく駅の構内にも流れ込み、周囲には焦げ臭いにおいが立ちこめているということです。

現場近くの事務所で働く男性は「会社の窓から見たら白い煙が上がっていて、びっくりしました。
危ないと思い、きょうは早く退勤してきました。職場の近くでこのような火事が起きて心配です」と話していました。

また、近くをとおりかかった別の男性は「狭い路地の中を、前が見えないほどの白い煙が上がっていました。
マスクをしていてものどが痛くなるほどの煙でした」と話していました。

JR赤羽駅近くの繁華街で火災 1人けが 東京 北区
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231225/k10014299341000.html