岡山名物の用水路に転落した女子中学生を救出した女性が表彰される

用水路転落の女子中学生を救助　倉敷の会社員河田さんに県善行賞

　自転車走行中に意識を失い、用水路に転落した倉敷市の女子中学生（１４）を水中から助けたとして、同市の会社員河田佳子さん（５６）に岡山県善行賞（人命救助）が贈られた。

　玉島署などによると、通勤中の河田さんが１０月１４日午前７時１０分ごろ、同市玉島地区の市道をバイクで走行中、前方を自転車で走っていた中学生が道路脇のガードレールのない用水路（幅約４メートル、深さ約２・４５メートル、水深約０・８５メートル）に転落。近くにいた男性に通報を依頼するとともに、自ら用水路に入って腰まで泥水につかり、うつぶせに浮いていた彼女を抱きかかえ、男性ともう１人の女性に引き上げてもらった。

　中学生は水の中で意識を失っていたが、命に別条はなかった。救出が遅れたら生命の危険もあったという。

　河田さんは約１年前、手術を受けて闘病生活を送った。今年７月に仕事復帰したばかりで「自分も助けられた命。運命的な何かを感じた」と振り返る。

　玉島署で１１日、伝達式があり、杉信助署長が「自身の危険もありながら、瞬時の判断と勇気ある行動は敬服の至り」とたたえ、表彰状を渡した。河田さんは「用水路は深く、落ちた瞬間を見ていなかったら、気付けなかったと思う。私だけではなく、周りの皆さんの力で救うことができた」と話した。

https://www.sanyonews.jp/article/1071368

現場

漫画みたいな展開だな
自転車で用水路に落ちて即気絶ってどんだけ虚弱なんだよw