中国「台湾に接近したリトアニアは歴史のゴミ箱にたたきこまれるだろう」→欧州が反発 中国ピンチ!

1 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:05:42.39 ID:io6fb/KB0

習近平に恥をかかせた…欧州の「中国離れ」のきっかけとなった小国リトアニアの勇敢な行動

欧州で存在感を増していた中国が、想定外の逆風にあえいでいる。きっかけは、小国・リトアニアが中国との経済協力関係を解消し、台湾に接近したことだ。筑波大学の東野篤子准教授は「激怒した中国政府はリトアニアに圧力をかけ、苦境に陥れた。だが、この報復行為に近隣諸国が強く反発。これまで良好だった欧州と中国の関係に隙間風が吹き込んでいる」という――。
■リトアニアと中国との関係はさほど険悪ではなかった
近年、欧州の小国リトアニアが注目を集めている。同国は中国との関係に見切りを付け、台湾との関係構築を大胆に進めているのだが、これに中国が猛然と反発し、あらゆる手段を用いてリトアニアへの圧力を強めている。

それでも台湾への接近をやめようとしないリトアニアの大胆さと、なりふり構わず同国へのけん制と報復に走る中国という構図に、国際社会の関心が集まっているというわけだ。

なぜこのようなことになったのか、経緯を簡単に振り返っておきたい。もともと、リトアニアと中国との関係はさほど険悪ではなかった。

2012年に中国と中・東欧や西バルカンの16カ国との経済協力枠組みである「16+1」が創設された際には、リトアニアはむしろ中国との関係強化に期待を寄せていたとみられる(なお、同枠組みは2009年にギリシャが参加した際に「17+1」と改称されたが、後述するようにリトアニアの離脱によって「16+1」へと逆戻りすることになる。また、本稿では混乱を防ぐため、時期的には「17+1」とすべきところもすべて「16+1」と記述する)。

>>2以降に続く

2 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:06:13.66 ID:io6fb/KB0
>>1
■中国による「途上国扱い」に不満
発足から数年後、リトアニアだけでなく「16+1」諸国の多くは、同枠組みに不満を抱くようになった。

「16+1」で約束された中国による原発や高速道路の建設などの大型インフラ投資案件には、計画倒れに終わったものが少なくなかった。

実施されても計画が大幅に遅れ、予算が当初予定の何倍にも膨れ上がったものもある。

このため、中国主導のインフラ投資計画に大きな疑問符がつくようになったのである。

また、そもそも中国は「16+1」を、中国による「途上国支援」としてとらえていた側面がある。経済危機や不況に苦しむ中・東欧諸国や西バルカン諸国に対し、中国がインフラ投資を携えて手を差し伸べる――。これが中国の描いていた「16+1」のイメージであった。

しかし、「16+1」の加盟国には、欧州を代表するIT先進国のエストニアやリトアニアから、経済不況にあえぎ、支援を渇望する旧ユーゴ諸国まで、実にさまざまな国が存在していた。こうした国々を十把一絡げに「途上国」扱いしてきたことに、「16+1」の根本的な問題が存在していたのである。

■習近平が出席した会議に首脳が不欠席
リトアニアの中国離れが可視化されるようになったのは2021年以降のことである。同年2月にオンラインで開催された「16+1」首脳会議は、習近平自ら出席したにもかかわらず、6カ国が首脳ではなく閣僚を出席させた。

中国はとくに、首脳の欠席をいち早く表明したリトアニアとエストニアを問題視したようであり、両国の駐中国大使は深夜に外交部に呼び出され、叱責されたという。

中国との軋轢が表面化し、一層中国離れを加速させたリトアニアは同5月、「16+1」からの離脱を発表した。

この決定に関する当時の駐中国リトアニア大使の説明は以下のようなものだった。

すなわち、「16+1」にはEU加盟国と非加盟国が混在しているため、2つに分断される恐れがあった。

また、リトアニアは「16+1」を通じて中国への市場アクセスの改善を働きかけてきたが、中国の市場の閉鎖性は全く変わらなかった。つまるところ、「16+1」にこれ以上参加する意義を見いだすことができなくなった――。

リトアニア大使の説明には、「16+1」が抱えていた問題点が凝縮されていたのである。

4 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:07:14.32 ID:io6fb/KB0
>>2
■欧州で初となる「台湾代表処」を設立
「16+1」からの離脱宣言と相前後するように、リトアニアは台湾への急速な接近を開始した。7月には台湾の大使館に相当する「台湾代表処」を設立することを発表。

EUの27の加盟国のうち、すでに18カ国が台湾の出先機関である代表処を有しているが、その看板にはすべて「台湾」ではなく「台北」が用いられていた。「台湾」の名称を用いることは、中国が求める「ひとつの中国」原則に反するため認められないとする中国側の主張を、多くの欧州諸国が受け入れていたためである。

しかしリトアニアは欧州諸国として初めて「台湾」の名称を冠した代表処を設立することを選択した。対台湾関係の構築において、もはや中国の顔色をうかがうことはしないという決意の表れに他ならない。

また、「台湾」の名称を用いることは台湾を国家承認することを意味するものではないため、「ひとつの中国」原則違反にはあたらない、というのがリトアニアの立場であった。同代表処はその後、11月18日には正式に開設されている。

蔡英文台湾総統も、「状況が許せば、リトアニアという勇敢な国をぜひ訪問したい」と明言している。リトアニアと台湾は、「中国という共通の脅威に立ち向かう民主主義パートナー」と互いを位置づけ、連携をアピールするようになった。

■「歴史のごみ箱にたたきこまれるだろう」
こうした一連の動きは、中国をいたく刺激した。

中国共産党系の新聞『環球時報』英語版は、リトアニアを非難する記事を日々更新している。小国のリトアニアは、米国の歓心を買いたいがために中国に歯向かい、台湾に接近しているというのが、その主な論調である。

また、高圧的な発言で知られる趙立堅外交部報道官は12月20日、「ひとつの中国」原則は「国際関係における基本的な規範であり、国際社会における普遍的コンセンサス」であると強調したうえで、それを尊重しないリトアニアは「歴史のゴミ箱にたたきこまれるだろう」と切り捨てている。

6 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:08:28.25 ID:io6fb/KB0
>>4
■「歴史のごみ箱にたたきこまれるだろう」
こうした一連の動きは、中国をいたく刺激した。

中国共産党系の新聞『環球時報』英語版は、リトアニアを非難する記事を日々更新している。小国のリトアニアは、米国の歓心を買いたいがために中国に歯向かい、台湾に接近しているというのが、その主な論調である。

また、高圧的な発言で知られる趙立堅外交部報道官は12月20日、「ひとつの中国」原則は「国際関係における基本的な規範であり、国際社会における普遍的コンセンサス」であると強調したうえで、それを尊重しないリトアニアは「歴史のゴミ箱にたたきこまれるだろう」と切り捨てている。

■中国が行った報復措置の数々
中国のリトアニアに対する具体的な報復措置も次第にエスカレートしていった。8月には、駐中国リトアニア大使が中国側の要求で本国への帰任を余儀なくされた。

代表処の正式開設以降、駐リトアニア中国大使館は領事館レベルに格下げされたうえ、11月下旬以降はビザ発行などを含めた領事業務も停止された。

ほぼ同時期に、中国に輸出されたリトアニア製品が中国税関を通らなくなった。

そして12月中旬、それまで中国に踏みとどまっていたリトアニア外交官4名とその家族は、中国当局から外交特権の?奪をちらつかされ、全員が中国から撤退した。

当面はリトアニアの外務本省からリモートで業務を行うという。外交官らへのこうした圧力は、外交官特権に関するウィーン条約にも違反している恐れがある。

9 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:09:20.08 ID:io6fb/KB0
>>6
■「ドイツ企業は工場を閉鎖する可能性がある」
影響は徐々に出始めている。EU加盟国の企業の一部は中国の圧力を受け、リトアニア関連の製品の使用停止を検討しているという。

また在バルト諸国ドイツ商工会議所は今週、リトアニア政府に対して書簡を送付し、「リトアニアと中国の経済関係回復のため、建設的な解決法が提示されるのでなければ、ドイツ企業はリトアニアにおける工場を閉鎖する可能性がある」と通知したという。

中国だけではなくリトアニアにも、態度を改める余地があるというメッセージが、ドイツのビジネス界から発せられた意味は重い。

リトアニアにとって、国内で稼働するドイツ企業はまさに生命線といえる。そのドイツのビジネス界が中国側に回るとなれば、リトアニア経済は完全に身動きが取れなくなる。

欧州の企業に直接圧力をかけるという中国の手法は、EU加盟国間の分断を深く静かに進行させている。

■ここまで妨害活動をする中国の「焦り」
中国がここまでしてリトアニアへの妨害活動を行う理由はなにか。それは、台湾への接近を検討している他の諸国に対する「みせしめ」に他ならない。

リトアニアに続いて「台湾」代表処を開設し、台湾との関係強化を図ろうとする国が間違ってもこれ以上増えないよう、全力で阻止しようとしている。

リトアニアの動きを今止めなければ、「ひとつの中国」原則が、中国から遠く離れた欧州の小国をきっかけに突き崩されてしまいかねないというのが中国の焦りである。

このため、国際法違反も厭わずあらゆる手段を用いてリトアニアに圧力をかけ、台湾との関係構築を断念させようとしているのだろう。

EUは、代表処の開設や台湾との交流の深化は「ひとつの中国」原則の違反ではない、とするリトアニアを支持している。そもそもEUでも、現在のEUの事実上の代表部である「欧州経済通商台北弁事処」を、「EU駐台湾弁事処」へと改称する動きも出ているし、2021年秋に公表されたEUのアジア太平洋戦略でも、対台湾関係の構築には積極的な姿勢を見せていた。

10 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:10:19.96 ID:io6fb/KB0
>>9
■一丸となって対抗する体制にはないEU
その一方で、リトアニア製品が中国の税関でブロックされ、中国が欧州域内の多国籍企業にリトアニア製品のボイコットを強要していることに対しては、EUとして有効な対抗策をとることができていない。

EUは、中国の一連の行動には明確なWTOルール違反がみられるとして、WTOへの提訴を検討中だが、WTOを通じた問題には多大な時間が必要とされる。

また、中国がこうした理不尽な経済的圧力をEUに対して行使してくる可能性を念頭に、かねてEUでは独自の「反強要措置(ACI)」の策定が進んでいたが、このACIの発動までにはまだ多くのEU内部の調整を必要とするうえ、WTOルールとACIの整合性については、EU内部でも慎重な声がある。

すなわち、EUが一丸となって中国の対リトアニア圧力に対抗しうる体制には程遠いのである。

■小国を窮地に追い込んだ中国が失ったもの
しかし、リトアニアに対する強硬姿勢によって、中国が失いつつあるものも決して小さくないことには留意しておく必要があろう。

例えば、2020年末にドイツのメルケル首相が主導して基本合意にこぎつけたEU・中国包括的投資協定(CAI)は、中国の人権状況をめぐって中国とEUとの軋轢が鮮明になり、欧州議会が2021年5月に凍結を決めていた。

中国側は依然としてCAIの凍結解除を望んでいるとされるが、中国がEU加盟国への敵対行動を続ける以上、CAIの復活は絶望的である。

さらに、この一連の中国の言動で明らかとなった中国の「小国蔑視」は、これまで中国と密接な経済関係にあった中・東欧諸国の中国離れを確実に加速させている。

チェコやスロバキア、ポーランドなどの中・東欧諸国はリトアニアに続けとばかりに、台湾へのワクチン提供や要人の相互往来を、もはや中国に臆することなく展開している。

中国のさまざまな措置は徐々にリトアニアを窮地に追い込んでいるが、それと引き換えに中国は、かつてのような欧州諸国との良好な関係を、自ら手放しつつあるともいえるのである。

終わり

https://news.infoseek.co.jp/article/president_53311/?tpgnr=world

3 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:06:56.22 ID:JR2QInvn0
EU「北京はボイコットしません」
5 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:08:01.06 ID:eYfCMO4K0
ちうごくの歴史って?なによ?近代で教えてw
7 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:08:54.71 ID:9v3pFm930
やめろ!中国!
ゴミ箱には日本が入るから…
8 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:09:12.40 ID:y/a/sz3E0
大陸の反対側から投じた一石が、大きな波紋となって中共を揺るがす

なんて事になるだろうか

11 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:12:30.10 ID:io6fb/KB0
やることがチンピラなんだよ
意に反したら苛め抜くとか世界でだれがついていくんだ
ああ、ドイツか
25 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:21:21.13 ID:qqcGNyWI0
>>11
ヒトラーに責任おっ被せただけの、ナチの末裔どもだからな
12 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:12:36.61 ID:gjxmqjfP0
ええ?平和国家なのに?
13 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:12:47.86 ID:dvjbzgER0
バルト三国と台湾って気が合いそう
18 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:15:42.68 ID:KwjH3udr0
>>13
常にロシアからの侵略に脅威を感じてたからな
欧州にも北朝鮮と国交結んでる国はあるけどそこに日本が圧力掛ける様なもんだし
14 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:13:07.35 ID:fNvVSwVx0
おっ宣戦布告か
21 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:17:11.24 ID:CpWKzJnH0
>>14
せっかくだから東京に水爆を打ち込もう
24 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:21:18.17 ID:9v3pFm930
>>21
お願いします
15 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:15:12.11 ID:fF9Wtmp70
欧州は仲の悪い親戚みたいな感じだからなあ
16 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:15:14.45 ID:M2OQyjdo0
そろそろ中国は弱い者いじめがダサいってことに気付くべき
26 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:21:37.22 ID:KwjH3udr0
>>16
国内だと共産党幹部ってだけで白い物でも黒にできるからまともな政治家なんて育たないだろ
17 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:15:33.82 ID:IIhOYLDT0
ドイツはすごいなあ
上は中国下はイスラムに置き換えられて
それでも経済的な数値指標は維持できるから幸せ、と
19 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:16:34.89 ID:FLCB0I1d0
中国のインフラ詐欺、インドネシア以外にも仕掛けてたんだな
アフリカの方は気付いてないだけか?
22 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:18:27.46 ID:qqcGNyWI0
中国自身が歴史のゴミ箱だろうが
23 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:20:55.06 ID:t6euK/OB0
元大関ばると頑張れ!
27 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:21:58.79 ID:W8vZAxge0
中国もヤバいけどドイツが一番タチ悪い
28 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:23:32.02 ID:U+UCwoLS0
WTOとかの世界が決めたルールに中国はもはや従う気がないことを前提に考えないと対応を間違えるよ
30 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:24:15.64 ID:1aXtm44A0
駐日リトアニア大使館は六本木ヒルズと500mほどしか離れてないのか。
ヒルズに来る中国人が敷地内にゴミを投げ込んだりしたんだろうな。
31 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/12/28(火) 23:24:40.74 ID:oTSx/AuE0
中国は本当に外交が下手だな
というか外交という概念が存在しないんだろうな

コメント

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