【WBC】ヌートバー、大谷から高級腕時計を贈られて約束「２６年ＷＢＣでも呼ばれたら日本代表でプレーする」地元紙報道

ＷＢＣ日本代表の３大会ぶり３度目の優勝に貢献したカージナルスのラーズ・ヌートバー外野手が２３日（日本時間２４日）、チームに合流。ヤンキースとのオープン戦に「７番・左翼」で出場し、１打数無安打、１四球だった。１点を追う五回に四球で出塁して適時打で生還する、侍ジャパンの攻撃を再現してみせた。

　地元紙、セントルイス・ディスパッチはこの日、世界最強国の一員としてカージナルスのキャンプ地に戻ってきたヌートバーの特集記事を掲載。「ヌートバー人気がカージナルス・ブランド拡張に貢献したわけ」との見出しで、日本で一躍、時の人となったヌートバーの様子や球団の世界展開を伝えた。

　記事中には、ヌートバーが大谷から高級腕時計をプレゼントされたことが紹介されており、「交換条件としてある約束をした。もし２０２６年のＷＢＣに日本代表でプレーしなかったら腕時計を返してもらうよと彼（大谷）はヌートバーに言った。ヌートバーは呼んでもらえたら日本のためにプレーすると約束したと答えた」とつづった。

　日本におけるヌートバー人気の象徴としてペッパーミル・パフォーマンスを挙げ、「日本代表の試合を通じて日本に広まっており、高校やユースの選手たちがまねをしている。ヌートバーのユニホームだけでなく、カージナルスのユニホームを着たファンが東京で急増している」と伝えた。

　また、今回の日本代表選出に関してヌートバー自身が初の海外出身選手だったことなどを理由にナーバスになっていたが、「すぐにカージナルスのカルチャーと彼が参加した代表チームのカルチャーに共通点があることに気づいた」ともつづった。

　さらに、同紙はカージナルスの世界戦略にも言及。チームが６月にロンドンで公式戦を戦うほか、日本に関しては球団史上初めて日本にフルタイムのスカウトを今季から常駐させるほか、昨オフに前オリックスの吉田（現レッドソックス）の獲得に動いたことなどが記した。

デイリー

https://news.yahoo.co.jp/articles/4cfd4b80e998674e53eda01534b6a20304e908b3

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