【関西】 １週間の新規感染者 過去最多の８４６０人に・・専門家 「感染対策を。特に会食は飛沫感染のリスクが非常に高いと認識して」

関西の新型コロナウイルスの新たな感染者は、１０日までの７日間、１週間単位では最も多くなり、
感染はこれまでにない規模で広がっています。

２府４県の１０日までの７日間の感染者は合わせて８４６０人で、
１週間単位で見たときの感染者数としてはこれまでで最も多くなりました。

１日あたりの感染者数は、１０日が１４７６人とこれまでで最も多くなり、８日も過去２番目の多さでした。

府県別でみても、大阪、兵庫、和歌山、それに奈良で、１０日までの７日間に、
１日の新規感染者数が最多となった日が集中し、感染がこれまでにない規模で広がっています。

感染が拡大した背景には、変異ウイルスの広がりが指摘されています。
変異ウイルスは２府４県すべてで見つかり、大阪では、今月３日までの１週間で、新規感染者の１割弱にあたる３０４人を調べたところ、
およそ７４％が、兵庫では先月２８日までの１週間で感染者の一部にあたる２６０人を調べたところ、およそ８１％が変異ウイルスに感染していました。

いまの感染状況について、感染症の予防対策に詳しい関西福祉大学の勝田吉彰教授は
「変異株が出てきてからは、感染拡大のスピードがこれまでにないペースで増えている。

ロックダウンをしても感染が広がっている海外の状況を見ても、今後も関西の感染者数は伸びると考えるのが自然な考え方だ。
季節的にはこれから暑くなり、ウイルスにとっては不利な季節だが、逆に冷房で閉めきって換気しなくなることを考えると、この先、必ずしも減るとは考えられない」と分析しています。

その上で「重要なのは私たち一人ひとりが感染対策を継続させることだ。特に会食は店での飲食に限らず、飛沫感染のリスクが非常に高いと認識してほしい。
変異株の登場で、従来以上に感染力が高まっていることも考慮して、これまで以上に、徹底かつ継続した注意が必要だ」と警鐘を鳴らしています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20210410/2000043786.html#:~:text=%E9%A3%B2%E9%A3%9F

キチゲェ

あれはなんだったの？