【経済】「賃金減少」氷河期世代が受け取れなかった、アベノミクスの恩恵

1 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 19:35:48.96 ID:CAP_USER

就職氷河期世代が抱える厳しい一面として、バブル経済崩壊後の「高成長を知らない世代」のなかでもとりわけ同世代が取り残されている傾向が強い点が指摘できる。

まさに、アベノミクスでの景気拡大時においても「不遇の世代」とも呼べるべき状況となっていたのだ。

例えば、雇用面では、非正規雇用比率が高止まりするなかでも、その中身に違いがみられる。

総務省「労働力調査」から、なぜ非正規雇用に就いているのか、その理由を非正規雇用者全体に占める割合でそれぞれみると、ライフステージの変化の影響を相対的に受けにくい男性において、2019年に就職氷河期世代の中心層となる35~44歳、さらには同世代の年長者である団塊ジュニア世代を含む45~54歳は、「自分の都合のよい時間に働きたいから」といった自ら望んで選択したケースが、若い25~34歳と比べて低い([図表1])。

一方で、「正規の職員・従業員の仕事がないから」といった不本意ながら非正規雇用を続けざるを得ないケースは、アベノミクスが始動した2013年から2019年にかけて、35~44歳が44.3%から30.2%と▲14.1%ポイント低下、45~54歳が45.5%から32.3%と▲13.2%ポイント低下している。

とはいえ、その低下幅は25~34歳の▲18.3%ポイントよりも小さい。そして、水準そのものをみても、自ら望んで選択したケースよりも高く、そのかい離の幅は、2019年には35~44歳が9.5%ポイント、45~54歳が14.5%ポイントである一方、25~34歳は3.6%ポイントと相対的に小さい。

アベノミクス後の景気回復により不本意な非正規雇用者の減少が進んだのは事実だが、その中心は就職氷河期世代よりも下の若年層というのが実状である。

また、かつてと比べて広がりをみせているとされる転職市場について、厚生労働省「雇用動向調査」における男性の転職動向をみると、過去1年間に就業経験があり、転職を果たした人の割合を示す転職入職率は、多くの年齢階級で上昇したなか、就職氷河期世代を含む40代後半はほとんど変化していない([図表2])。

また、その水準をそれぞれみると、就職氷河期世代を含む30代後半、40代前半、40代後半は、2018年にそれぞれ7.5%、7.0%、5.4%であるのに対して、同世代よりも若い年齢階級の方が高く、例えば20代をみると、就職氷河期世代の2倍近い転職入職率となっている。

そうしたなかで、転職後の賃金変化にも差がみられる。いずれの年齢階級においてもアベノミクス以前よりも改善してはいるが、就職氷河期世代は30代後半こそマイナスからプラスに明確に転じたものの、40代前半および40代後半は落ち込みは和らいだとはいえほぼ横ばい、またはマイナスのままである。

これに対して、30代前半以下の若年層においては転職後の賃金上昇幅が高まっている。

かつて耳にすることが多かった転職市場35歳限界説は、近年その変化が指摘されており、就職氷河期世代のなかで職を変えて成功している人がいるのも確かだ。もっとも、全体としてみれば、転職市場の中心と改善度合いが大きいのは、やはり就職氷河期世代より若い世代といえよう。

さらに、賃金面でも同様の傾向がみられる。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」から、正社員の所定内給与、および大卒初任給について、アベノミクス前と後の変化をそれぞれみると確認できる。

アベノミクス前の2012年には、リーマン・ショックの影響もあって、男女の多くの年齢階級で7年前と比べて減少している([図表3])。

そうしたなかで、当時の就職氷河期世代の中心である30代前半~40代前半は特に減少幅が目立つ。これが、アベノミクス始動後、2019年までの7年間で、若年層では20代後半や30代前半が高めのプラスとなったほか、大卒の初任給についても上昇幅が高まっている。

一方、就職氷河期世代をみると、30代後半の男性こそプラスに転じたものの、40代前半や40代後半は、下の世代とは対照的に減少している。

アベノミクスにより、企業収益が増えたことは事実であるが、それが家計の所得増にまで波及したかというと、一律ベアのような形ではなく、若年層を中心とした一部の層の賃金改善というケースが多く、就職氷河期世代の懐は温かくはなっていないのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/db0ff5f1ddcce63881c3989eb3fa077a568c283e

2 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 19:38:54.14 ID:gVdP3SyS
アベノミクスって株とかやってなければ恩恵ゼロ
3 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 19:44:56.56 ID:4tODC4G8
民主党政権の円高放置、工場海外移転で失われた雇用が戻ってないからね
5 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 19:49:26.50 ID:IDPUozX9
元から無かった、お仲間だけ儲けた
違法で悪質、反民主主義がアベサギミクス
6 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 19:55:09.10 ID:xt4Vjalo
非正規氷河期のヲッサン、ババアは何処に勤めてんの?
7 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 19:55:42.87 ID:lleGl5O0
口入れ屋の搾取が原因なのに何を今更
9 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 20:02:43.80 ID:E9iKr4YQ
民主党が壊した雇用だけどな。
元々終身雇用だから壊したものを戻すのにはかなり時間がかかる、アベノミクスで雇用が戻り、
その後賃金が上がっていく途中でコロナだからな…
23 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 20:44:20.76 ID:tD5ceef6
>>9
自公カルト政権になってから何年経つと思っているんだよクソ信者w
10 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 20:04:54.81 ID:1iD8DXf0
>>1
なーにが恩恵だよ
氷河期世代だけじゃねえだろう
日本の最低賃金はOECD25位、メキシコ並みだっつーの!
11 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 20:05:42.15 ID:JSa2l/Ky
というか昭和バブルで上がった分はどれだけかさ上げされていたかをきちんと算出して除いて、その前の状態の延長線で評価するべきだろ。それよりも円安誘導で日本を安売りした影響が良くない。
13 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 20:08:15.04 ID:cpLX3Fyq
氷河期世代って段階ジュニアと重なるから人口多いはずなのに
こいつら政治に無関心で選挙やっても投票行かねえんだよな
そりゃ踏みつけにされても仕方ないわ
15 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 20:15:01.41 ID:VFg4zoVU
>>13
それほど踏みつけになんかされてないと思うけどな。
団塊も他の世代もそういう話題になる自分たちこそと踏みつけにされた世代だと言うだろ。
14 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 20:13:41.56 ID:p2htvVdn
もうすぐ氷河期
18 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 20:27:34.51 ID:Pn9ZqtVL
団塊ジュニアでも大卒は全体の2割弱だから
その他の人間は採用時にバブルの恩恵を受けていたとおもうのだが
とくに前期ジュニア世代は
ひどい目に遭っているのは1975年以降に生まれた
ポスト団塊ジュニア世代の方だろう
21 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 20:35:07.28 ID:VFg4zoVU
>>18
団塊ジュニアは大学進学よりも専門学校進学者が多かった。
決して潔く高卒就職してた世代ではない。
22 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 20:42:32.23 ID:bJ9N73H+
政府主導の株価操作なんだからインサイダー取引で合法的に儲けられる。
28 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 21:02:03.63 ID:AT4d8YdP
代わりはいくらでもいる
30 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 21:04:02.92 ID:EK4vPmio
>>28
氷河期乗り越えられないやつの代わり?
29 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 21:02:48.16 ID:EK4vPmio
>1
どっちみち「金と人脈」がないやつのところに運も金も回らないだろ
31 名前:押しボタン式の匿名希望者 投稿日時:2021/11/13(土) 21:05:09.61 ID:S+/mqjG+
小泉竹中の構造改革で多くの人が非正規に追い込まれた氷河期世代
自民党の改革という言葉に一番不信感持ってる世代

コメント

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