【社会】 踏切で背面跳び禁止、詐欺防止に刑事ドラマ風の字体…地方発の啓発看板

2022/02/02 14:28

　地方発のユニークな啓発看板が、ＳＮＳを介して全国的な話題になるケースが目立っている。

　踏切で背面跳びやハードル走――。高松琴平電気鉄道（琴電、高松市）は、あり得ないシチュエーションのイラストで、マナー違反の横断に注意を促す。

　遮断機を利用して６種類の「競技」をする様子を描いた看板が昨年、高松市内の３か所の踏切にお目見えすると、ＳＮＳ上で「こんなんするやつおらんわ（笑）」「沿線住民アスリート 揃ぞろ い説」と話題になった。
遮断機をくぐって踏切を渡る通行人への注意喚起が狙い。手がけた大阪府出身の元美術学校生で車掌の吉川拓登さん（２５）は「目に留まることを狙った。ユーモアで命を守りたい」と話す。

　岡山西警察署（岡山市）は、人気刑事ドラマなどをモチーフにした手書きの啓発看板を相次いで投入する。
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