【朝鮮日報】8・15集会関係者ら「朴元淳弔問客2万人は人造人間なのか」

光復節の15日にソウル・光化門一帯での反政府集会に参加した韓国の保守系団体関係者らが「8・15集会を妨害したソウル市長職務代行とソウル警察庁長を職権乱用で告訴する」と語った。

　サラン（愛）第一教会のチョン・グァンフン牧師が議長を務めていた国民革命本部や、「大韓民国を守る仏教徒総連合」「大韓民国守護天主教人の会」など各団体の関係者らは17日、ソウル市汝矣島で記者会見を開き、「文在寅（ムン・ジェイン）政権は防疫独裁を中止せよ」としてこのように表明した。各団体は、15日に東和免税店付近で開かれた参加者5万人規模（主催者側の推定）の反政府集会に出席した。当初、各団体は別途に集会を計画していたが、ソウル市の集会禁止命令により集会が開けなくなったことから、保守系団体「一波万波」側の集会に合流した。

　17日の記者会見で、保守系団体の関係者らは「光復節に韓国の国民がソウル市内でいかなる屋外集会もできないという防疫独裁は憲法違反」だとして「何の症状も義務もない多数の国民と信者に対し強制隔離と強制検査を命じるのは憲法に違反する職権乱用、人権じゅうりんの強要行為」と批判した。さらに「2月12日から現在まで、ソウル市庁広場でコロナを理由にいかなる集会も禁止しつつ、朴元淳（パク・ウォンスン）前ソウル市長のための大規模焼香所を設置して2万人以上の弔問客を受け入れた」とし「朴元淳弔問客2万人は人造人間なのか」とも主張した。

　関係者らは「光復節集会の混乱の責任は、文在寅政権のイヌと化したソウル市とソウル警察庁が犯した、国民に対する蛮行」だとし「ソウル市と警察が車の壁を作り、集まった国民を密着させて息もできないところまで追い込んだ」「これにより発生した感染症の危険に対する責任は、全てソウル市長職務代行とソウル警察庁長が負うべきもの」と反論した。

朝鮮日報日本語版 8/18(火) 15:00
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