【愛知】突然前の車が100m以上バック、運転手は女性に「おまえ！つきまとったろ！警察呼ぶぞ」「この女は！ずーっと待ち伏せして」

8月名古屋市瑞穂区で撮影されたドライブレコーダーの映像。一方通行の道路で、突然、白の乗用車がバックで迫ってきます。

　運転手は「このままではぶつかる」と思い、後ろに下がります。前の車は一旦止まったかと思いきや、再び加速。威嚇するようにどんどん近づいてきます。その後も、急加速と停止を繰り返しました。

「何、この人？？」（運転していた女性）

　車がすれ違うのがやっとの道幅。右から追い抜こうとしますが進路を妨害。バック走行は100m以上続きました。すると、車から男性が…。

「おまえ！つきまとったろ！警察呼ぶぞ！」（車から降りてきた男性）

「え？つきまとう?うち子供を迎えに」（運転していた女性）

「ずーっとつきまとったがや」（車から降りてきた男性）

　後続の車の女性はその場で警察に通報します。

「なんか『つきまとっただろう』とか言って絡まれているんですけど」（運転していた女性）

「どういう状況ですか？簡単に教えてもらえますか？」（警察官（電話））

「駐車場に車を止めようとしたら、前の方が」（運転していた女性）

「違いますー！違います！待ち伏せして付きまとっとったんです！この女は！ずーっと！待ち伏せして！」（車から降りてきた男性）

「は？」（運転していた女性）

「『は？』じゃないぞお前！」（車から降りてきた男性）

「（警察に対して）とにかく来てもらっていいですか」（運転していた女性）

　次第に興奮する男性…。

「降りてこい、ちょっと！」（車から降りてきた男性）

「（警察に対して）降りてこいとか言われてるんですけど」（運転していた女性）

　すると、男性は車から携帯電話を取り出し、女性に向けます。

「なんか、今すごいカメラで撮影されているんですけど…」（運転していた女性）

　あまりの恐怖に女性は声を震わせていました。

「（取材に対し）どこかに駐車したいのかなっていうイメージでした。最初は。急バックするような形で、ぶつかりそうで本当に怖くて」（女性）

「現場は住宅街にある、一方通行の道路で道幅は非常に狭くなっています」（リポート）

　住宅街の中にある道路で道幅は狭く、小学生もよく通る場所と言います。一歩間違えれば、大きな事故にもつながる危険な運転。

「ゆっくりな時は（スピードが）4キロくらいだったんですけど、急バックしてくるような時は10キロ以上は出てたかな」（女性）

　交通問題に詳しい弁護士に見てもらうと…。

「相手が後退するということは接触をさせようとする行為ですので、事故を誘発させるようなかなり危険な行為だと思います。安全運転義務違反、これは妨害運転罪の10個の類型の一つに該当しますので」（弁護士）

　女性は警察に映像を提出し、警察が捜査を進めています。

9/17(木) 18:12配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200917-00031035-tokaiv-soci

何があったんや？