【島根】「緊急事態に直面している」新型コロナ感染者急増受を受けて不要不急の外出回避を呼び掛け（出雲市）

TSKさんいん中央テレビ

2022年7月5日 火曜 午後6:50

感染確認の過去最多を更新した島根県内で、半数以上を占めたのが出雲市です。
飯塚市長は「緊急事態」に直面しているという認識を示し、不要不急の外出を避けるなど、市民に感染防止対策の徹底を呼びかけました。
きょう午後の緊急記者会見。飯塚市長は強い危機感をあらわにしました。
出雲市・飯塚市長：
「出雲保健所管内においては、４１０人と過去最高を大きく上回る感染者数となりました。これはまさに、出雲市の緊急事態であると考えている」
飯塚市長はこのように述べるとともに、密の回避やマスクの着用など、基本的な感染防止対策を徹底するよう改めて求めました。さらに不要不急の外出を避け、参院選の投票など必要な外出についても短時間で帰宅するよう呼びかけました。
また市内の保育所で、感染拡大の影響で保育業務が行えないケースが増えていることを受け、次のように述べました。
出雲市・飯塚市長
「できるだけ、休園等の措置を回避するため、市内の保育所、幼稚園・認定こども園においてはあすから当面の間ご家庭でお子さんの保育が可能である場合に登園を控えてください」
家庭内保育の呼びかけをあすから実施するとしています。
小中学校については夏休みの前倒しや一斉休校などの措置は取らないとする一方、学校単位での臨時休業を視野に入れた対応を取るとしています。
大田市は、県央保健所管内での感染拡大を受けて７日まで市内の小中学校で一斉休校の措置を取っています。

https://www.fnn.jp/articles/-/385131