【大和堆】外国漁船の拿捕など強い対応を要請するも、｢放水による警告が最善だと考えている｣とのお返事

「大和堆」周辺の違法操業　”外国漁船の拿捕など強い対応を”

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http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/20210416/3020007931.html
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日本海のスルメイカ漁の不漁につながっている外国漁船の違法操業をめぐって、
１６日に漁業関係者と水産庁や海上保安庁などとの意見交換会が開かれ、
漁業関係者は「外国漁船の拿捕など強い対応をとってほしい」と訴えました。

日本海のスルメイカ漁では、中国や北朝鮮などの漁船が、能登半島沖の好漁場、
「大和堆」周辺で違法操業を行っている影響で、近年、不漁が続いています。
この問題をめぐり、１６日に能登空港で、石川県などの漁業関係者と
水産庁、海上保安庁、外務省などとの意見交換会が開かれました。

この中で漁業関係者は「放水して外国漁船を追い出すだけでは、違法操業はなくならない。
『臨検拿捕』という強い対応をとってほしい」訴えました。
これに対し、水産庁や海上保安庁の担当者は、
「限られた取締船で臨検拿捕を行うと、ほかの違法な漁船への対処ができなくなる。
放水による警告が最善だと考えている」と述べました。

漁の拠点になっている県漁協小木支所の山下久弥運営委員長は
「何度も訴えてきたように、拿捕するという回答がほしい。
今後も意見交換会を開いて、訴え続けていくつもりだ」と話していました。

04/16 19:20