【北朝鮮】金正恩の映像に20日前には無かったあざ　専門医「右手首のあざは注射跡か」 青瓦台「手術も施術も受けていない」

もう覇王翔吼拳を使うしかない
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200504-00080031-chosun-kr
　北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長が今月2日、同国のメディアを通じ、順川リン酸肥料工場の竣工式に出席した様子が報じられ、
「重体説」「意識不明状態」といった健康異常説が事実ではないことが明らかになった。
しかし、今回金正恩氏の手首に以前にはなかった褐色のあざが見えるなど特異な状況も見つかり、健康状態を巡る疑問は消えていない。

朝鮮中央テレビの映像を見ると、金正恩氏は右側の手首関節の内側に0.5センチメートルほどの褐色のあざがある。
丸い形状であり、負傷によるあざではないと推定される。
4月11日に労働党政治局会議を開いた金正恩氏の手首にあざはなかった。

心臓内科の専門医はこのあざについて、「医療行為で太い注射針が刺されたことでできた皮膚の穴が塞がってできたあざだ」とし、
「これは心血管造影術と関連があるのではないか」と語った。
大韓心血管インターベンション学会のキム・ムヒョン会長（東亜大病院循環器内科）は
「あざが20日の間に新たにできた点や形や位置からみて、橈骨（とうこつ）動脈を通じた心血管造影術を行った可能性が80％程度ある」と指摘した。

金正恩氏は今回の竣工式で左足を引きずる姿も見られた。以前よりも手首や顔がむくんで見えた。
しかし、医療専門家はこの程度の症状では疾病の可能性を推測するのは難しいとした。

韓国青瓦台幹部は3日、「歩き方が変わった理由などを挙げ、（金正恩氏が）手術を受けたと推定されるとの報道があったが。それは事実ではないと判断している」と述べた。
同関係者は「軽微な施術も受けていないのか」との質問にも「そうだ」と答えた。