【五輪】カーリング女子、金メダルで北京五輪締めくくる！　歴史的決勝は日本時間20日午前10時5分開始…　藤澤五月「出し切りたい」

カー娘、金メダルで北京五輪締めくくる！　歴史的決勝は日本時間２０日午前１０時５分開始

北京冬季五輪は２０日に閉会式が行われ、１７日間の祭典が幕を閉じる。

閉幕を前にカーリング女子の決勝が午前１０時５分（日本時間）から行われ、世界ランキング７位の日本のロコ・ソラーレは、初の金メダルを懸けて同８位の英国と対戦する。

日本は１９日、会場の国家水泳センターで公式練習に臨み、約２０分の最終調整を行った。
銅メダルを獲得した前回平昌五輪の３位決定戦でも戦ったライバルを攻略し、日本カーリング界に金字塔を打ち立てる。

冷え込む会場に笑い声を響かせながら、リラックスしたムードで最終調整に臨んだ。
日本カーリング界初の金メダル獲得へ、気負いはない。司令塔のスキップ、藤沢五月（３０）が力を込めた。

「ここで満足するのはもったいない。自分たちらしい試合をしたい」。
練習には休養を取ったサードの吉田知那美（３０）以外が参加。

藤沢は淡々とショットを放つ中でも見せ場を作り、状態の良さを示した。
ハウス（円）内の離れた位置に置かれた２つのストーンを同時に外に出す「ダブルテークアウト」を披露。
会場のボランティアは思わず「おー」と声を上げた。

起床時は休養を取ることも考えたというが「大会が始まってから毎日（氷に）乗っているので、ルーティンは残した方がいいかなと」。
１次リーグ５勝４敗で、他国の結果を受けて準決勝に進出した。実力だけでなく、運も味方につけているリズムを変えなかった。

決勝は平昌五輪の３位決定戦でぶつかった英国。
４年前は白星を挙げたが、昨年１２月の世界最終予選、今大会の１次リーグでは敗れている。

ともに世界最終予選を勝ち上がって北京五輪の出場を決め、１次リーグはギリギリで突破。
共通点が多く、藤沢は「状況や環境が似ている。互いに決勝の舞台に立てたのは誇りに思う。見合った試合をしたい」と気持ちを高ぶらせた。

この日はコーチを務めるカナダ出身のリンド氏の３６歳の誕生日。
スイスに勝利し、銀メダル以上を確定させた前日１８日には「ちょっとお祝いをした」という。
部屋にある飲み物で乾杯するなどリラックス。いつも通り決戦に乗り込む。

五輪での過去の対戦成績は日本の３勝５敗。藤沢と英国のスキップ、イブ・ミュアヘッドの司令塔対決が勝敗の鍵を握る。
「互いに五輪への思いを強く持っている。出し切りたい」と藤沢。ライバルを破り、新たな歴史を作る。

▼カーリングガイド

★もぐもぐタイム　ハーフタイム（第５エンド終了時）での軽食を取りながらの作戦会議は５分間。フルーツやゼリーなど体に吸収しやすいものを摂取することが多い。

★フリーガードゾーン　先攻チームのセカンドが１投目を終えるまでは、得点を争うハウス（円）手前のフリーガードゾーンにあるストーンをプレーエリア外に出してはいけない。終盤の逆転などを演出するため。

★コンシード　競技を続けても勝てないと判断した場合、相手チームの勝利を認める宣言のこと。第６エンドを終えた後から有効となる

★掛け声　「ヤップ」「イエス」はブラシで掃けという意味。より強くこする場合は「ハード」や「ハリー」、軽く掃く場合は「クリーン」。やめる時は「ウォー」と叫ぶ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4d72ce474602f456d1b808b2613c1f54cb5e3538

明日は、あんまり期待しないで見よう

あれは日本オリンピック中継のベスト20くらいには入るだろう