【欧州疾病予防管理センター】オミクロン型、数カ月後に感染の半分超も 「未接種者への接種、40歳以上へのブースター接種が必要だ」

欧州連合（EU）の専門機関である欧州疾病予防管理センター（ECDC）は2日、
新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」が数カ月後に、域内の感染者全体の半数超を占める可能性があるとの見通しを発表した。

南アフリカなどで発見されたオミクロン型は、欧州各地で広がっている。

ECDCのアンドレア・アモン長官は「オミクロン型の感染拡大を遅らせるには様々なアプローチが求められる。
未接種者へのワクチン接種、40歳以上へのブースター接種（追加接種）が必要だ」と指摘した。

ECDCの2日のまとめでは、スペインやドイツなど13カ国で70件のオミクロン型感染が確認された。

多くはアフリカ南部への渡航歴があった。全てが無症状か軽症で、重症者や死者は報告されていない。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR02E4Q0S1A201C2000000/