【カタールW杯】「見ろ　ロナウジーニョが拍手喝采だ、アルゼンチン」ライバル・ブラジル英雄の興奮ぶり速報される

スポーツ報知　12/14(水) 5:56

◆カタールＷ杯　▽決勝トーナメント準決勝　アルゼンチン３―０クロアチア（１３日・ルサイル競技場）

　アルゼンチンが３―０でクロアチアを下し、１９８６年メキシコ大会以来の優勝に王手をかけた。

　０―０の膠着（こうちゃく）した試合展開を動かしたのは、３５歳メッシの左足だった。前半３４分、ＦＷアルバレスが倒されて獲得したＰＫ。日本とのＰＫ戦で３本をストップしたＧＫリバコビッチの右上を射抜き、先制に成功した。

　さらに同３９分、速攻の場面でアルバレスが自陣からドリブルで駆け上がり、１度は相手ＤＦに触られながらも跳ね返りを押し込んで追加点を挙げた。後半２４分にはメッシが右サイドをスルスルと抜け出し、アルバレスのこの日２ゴール目をアシスト。決めたのはアルバレスだったが、会場はメッシの突破に賛辞を送り「メッシ」コールが響き渡った。

　アルゼンチンのスポーツ紙「オレ」は試合中、国際映像で元ブラジル代表ロナウジーニョ氏が拍手をしていた場面についての記事を速報で出稿した。

　「オレ」は「見ろ　ロナウジーニョが拍手喝采だ、アルゼンチン」との見出しで「かつてのチームメイトであるメッシとの大きな感動を越え、ロナウジーニョはサッカーを愛してやまない。だから、彼の反応も理解できる。アルゼンチンとブラジルの古典的なライバル関係は、フリアン（アルバレス）のような中盤の走りの前では脇に追いやられる。Ｗ杯の歴史に必ず名を残すであろうこの動きに、感動しないわけがない」と得意げにつづった。

報知新聞社
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/75970395eb10363c290963e2994e28cc848c0e28&preview=auto
観戦する（左から）ロベルトカルロス氏、カフー氏、ロナウジーニョ氏（カメラ・宮崎　亮太）